ひとつ乗り越えたと思ったら、また違う問題が・・・
白血病だけでも大変なことなのに、GBSという難病まで背負うことに。
そして、またここで慢性GVHD。。。
可能性は低いけど、再発がないとも限らない。
いつになったら、退院できるのだろう。
辛そうな夫を見るのは、何より苦しい。
病室から逃げ出したい日もあった。
先の見えない不安。
いつ、何が起こるかわからない不安。
『もしかしたら、この人を失うかもしれない・・・』
もちろん、そんなことがあるはずない。絶対にないと信じている。
けれど、打ち消しても打ち消しても、その思いが心の奥底でくすぶっている。
移植前の説明で、移植後の5年生存率は50%ぐらいと聞いた。
しかし、そんな数字も単なる統計上のことで、私たちにとっては0か100。
もちろん、「100」しか考えていなかった。
それが、あの9月末の肺炎でICUに運ばれたときから、「0」ということもありうるのだと思い知らされた。
その時以来、いろいろな不安が現実味をおびて、つねに心のどこかに居座っている。
情けないけど、今日の私は少し弱気だ。。。












『元気が出る患者学』柳田邦男(新潮新書)


